2008年11月29日

映画「青い鳥」

をみてきました。
「青い鳥」といえば、「よしもりー!」の「青い鳥」を思い浮かべてしまうあたくしですが。夏川結衣さんの「薄幸の美女」のイメージも思えばこのあたりから。まともに見たことはないのですが。

関係ないけど今再放送してる「29歳のクリスマス」をめっちゃなつかしく見てます。そもそもが再放送だったのだけど、最終回近くからしか見てなかったから、そういうことだったのかーと思いながら。時代を感じるぜ…ギバちゃん31歳の役かよ…でも山口智子はかわいいなあ……


話戻します。
実は公開の3日前くらいに、舞台挨拶をする劇場からのメルマガで知ってあわててチケット購入したのですが(よく完売してなかったな…)そういうきっかけというか、阿部氏が出てなかったらきっと見る気になるどころか興味を持つこともなかったであろう作品です。

でも見てよかった。

まったく予備知識なしの状態で見てきました。そのほうがたぶんいいと思う。
でも感想とちょっとストーリーを書いてしまいます。
これから見る予定の人は読まないほうがいいですよ。

監督本人が「小さくて地味な映画」とおっしゃっていました。確かにその通り。
でも、小さくて地味でも、そこに存在している人にとっては生活を一変させるほどの一大事で、それからの人生を、この事件をなかったことにして生きていくことはできないんだと、そういうことを描いた作品です。たぶん。

ひとつの事件は明確に「あったこと」ですが、事後であるためにはっきりとした描写はなく、すべてが曖昧におぼろげな中で描かれています。
それに対する人々の思いもさまざま。

監督は、解釈やとらえかたは個々によってでいい、的なことをおっしゃっていましたのでわたしなりの解釈をせんえつながら。

ひとことでいうと「免罪符のような映画」だと思いました。
誰かれ少なからず、罪悪感とか、罪とも呼べないような罪の意識とか、ふと思い出す後悔とか、そういうものをいくつかは抱えて生きていると思います。そういう、一生消えないしこりのようなものと、どうやって付き合っていけばいいか。その答えのひとつではないかと思いました。

裁くということは、罪を犯した人間のためにあるもの。という持論があります。(はっきり「日本の裁判制度は被害者のためにあるものではない」という論も読んだことがあります)もちろん被害を受けた人がいるならその人のためでもあるけど、裁かれて、罰を受けることで、その罪が「赦される」という意味では、犯罪者を救うためのものではないかと。
こういう罪を犯して、こういう罰を受けました、と知らしめることで「反省しましたよ」と世間にアピールする。少なくとも法律上はそれで「赦される」ことになる。晴れて一から再スタートを切ることができる。

しかし、裁かれることのない罪はどうすれば消えるのか。誰が赦してくれるのか。
あるいは、見当違いな裁量で赦されてしまった場合は。

わたしはつねづね、「赦す」ということはとても勇気のあることだと思っていましたけど、それを受け入れることもけっこう大変なことだよな、と思いました。
わたしがちいさなことをいつまでも、ねちねちうじうじと考えるたちだからかもしれませんが。

誰にも言えず、罪悪感を抱え込んで悶々としながら一生生きていくしかない。
忘れようとしても忘れきれない。引きずられるような思いで。

だったら忘れることはない。自分が罪を犯したのだということを、忘れようとせずにしっかり抱えて生きていけばいい。そう言っているような気がしました。
結局そうすることで「赦された気になってるだけ」なんだけど、他人に裁けないなら自分なりに罰を与えるしかない。そういうことだと思います。
べつに、誰かが自分の人生台無しになれ、と呪っているわけでもないんだから。

だから免罪符。免罪符だとわかった上で買う免罪符。

園部くんは、こんな多感な時期に村内先生に出会えて、ほんとよかったね。
島崎先生の今後も気になります。きっといい先生になれると思う。

舞台挨拶的にはねえ。内容が内容だけにキャーキャー言うようなノリではなかったですけど、終わったあと聞こえてきた近辺のおねえさん方の話によると、どうやらプリンスオブテニス(実写映画版)目当てな方が多かったもようです。そ、そんなに人気あったんだ…(失礼)
ていうか映画で姿見た瞬間、「大きくなったねえ」という感想を抱いてしまったよ…デチューンされずにいい方向に成長しているようですね。K20にも出てるしねえ。神木くんにつづけというポジションでしょうか。
まあどうでもいいが。

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